アルゼンチン在住の平井ヒロさん(今雪ご住職の妹さんです)
平井ヒロさんのお話をご紹介します。
毎月六萬寺で開催の朝がゆ会、2月は「菜がゆ」セリ、ミズ菜などの
春野菜をふっくら真っ白おかゆに盛り付けて、
目にも春を感じせる美味しいお粥を皆さんと共に味わいました。
そして、アルゼンチンからお里帰り中の平井ヒロさんのお話が
「えつ、ほんとー?」という一同が目を丸くするような
内容で聞き入ってしまいました。
平井ヒロさんは、20代で高松からアルゼンチンに移住。
以来50年余りをアルゼンチンで暮らしておられます。
ヒロさんのお話で興味深かったことは、二つあります。
一つはアルゼンチンは自己責任の国であるということ。
「ピストル持った強盗にもう何度もやられましたよ。相手はピストル持ってるからかなわない、警察はアテにならない、諦めるっきゃないんですよ」
「それって大変じゃないですか?」
「でもねえ、お金取られるのは悔しいけれど、周りの人もみんな同じ目にあっているので、自然に助け合うようになるんですよ。だから、絆は深いですよ。」
とヒロさん。
さらに驚いた二つ目は、病院代はタダなんですよ。
「えつ、タダですか?」と一同思わず聞き返す中で
ヒロさんはにっこり。
「そう、医療費はタダなんですよ」
「私が腕の骨折をした時、最新の治療ロボットがちゃんと治してくれましたよ、ほら元通りですよ」
にまたまたびっくり!アルゼンチンという国は遅れているのか?
進んでいるのか?・・・・うーん、価値観の違いかな。
アルゼンチンでは独り暮らしだというヒロさんは70代?(とお見受けします)
日本にいる娘さんと暮らすことは?
「いえ、やっぱり長年暮らしたアルゼンチンがいいです。助け合える人達がいるから安心ですもの」ときっぱり。
自分たちの住む日本との人生観の違いをしみじみ感じてしまいました。
日本はお金がないと安心できない国。安全は他人任せ、お金はあっても人と人とのつながりの薄い国、国柄の違いではすまされない、真の幸せに生きる知恵を地球の反対側に住むヒロさんから気づかされるひとときでした。
ちなみにヒロさんは六萬寺の今雪ご住職の妹さんでした。
今雪ご住職はボリビア、ペルーに移住され日本人移民のために尽力され
帰国後、僧侶になられた方です。
