第4回母性型経営勉強会
母性型勉強会第4回は「言葉の力」がテーマでした。
先ず、ゲストスピーカーの鶴瀬静代さんのコテコテの讃岐弁で語られる話に一同引き込まれました。
中には我が事と重なったのか涙を浮かべている方もいらっしゃるほど。
鶴瀬さんも「ありったけの力を言葉にしたのですっきりしました」とのこと。
まさに全身全霊で語りかけたとき人は心を揺さぶられて感動するのですね。
鶴瀬さんのお仕事は営業です。
いまどき営業はストレスが懸かります。
しかし、何と鶴瀬さんの場合
お客さんの方が「よくきてくれたなあ」と待ってて下さるというのです。
その秘密は?・・・・
印象に残った彼女の言葉「鶴瀬語録?」をご「紹介しましょう。
◯幸せな人は幸せな言葉を使っている」
◯会話のなかに「種」がある、その種をみつけよう
◯苦手なお客は決して逆らわない
◯迷った時は「行け!」
◯逃げない
これらは全て話しテクニックではなく彼女のお客様に接する時の想いを言葉に乗せているのです。
私は常々話す力を磨くには
● いかに伝えたい想いがあるか、
● どうしたら相手に伝わるのか?
この二点に意識を配る指導しています。
今回の鶴瀬さんは見事にこの2点をクリアして話されたので聞く人の気持ちに届いたのですね。
さらに今回の勉強会は人数を15人に限定させていただき、出席者から話が近くてお互いの気持ちの交流ができたと好評でした。
私も含めてゆかた姿の女性が場の空気も和らげたこともありますねえ・・・・
人数が増えると場の雰囲気が一人の話し手に集中できないですね。
日本人は会議よりも「座談」を大切にしてきました。
会議は緊張感がある中で自己主張が飛びかいこそすれ、全員が話を共有できない、強く発言する人の意見が通っていきます。
私は本来自己主張が苦手な日本人は会議よりも座談の方が向いていると思います。
座談が出来る人数はせいぜい15人が限度、つまりお互い目の表情、態度から話の奥にある相手の感情や気持ちを読み取る、つまり空気を読む訓練が出来るのです。
次回の母性型勉強会もこのスタイルでいきたいですね。